クラシックに魅せられて

面白い記事を見つけました
コンタドールをはじめ有力選手がロードレースにおけるパワーメーターの使用を批判しているという記事

まぁ 実際これは昔から選手間で言われていることで 少なくともコンタドールが大活躍していた 7年前にはパワーメーターを
見ながらレースする選手はいなかったしで
世代の考えの違いっていうのもあるんですが 2010年にチーム スカイが設立してからは今日までサイクリングスポーツの形態がよりサイエンティスト(科学的)になりましたよね

2012年のツール初制覇はスカイがもたらした パワーメーター戦略によるものだし
それ以降もずっと続いている

個人的にはプロ選手がパワーメーター見ながらレースを走るのは仕方ないと
思います 成績を出さないといけないから
それに完全にチーム戦だし、緻密な計算 戦略があっての長丁場 特にグランツール

でも アマチュアレースではそんな走りしてたら 危ないし(群馬のレースで普通にいたからなぁ 笑) それに つまらない
本能や経験でアタックしてくれば レースは面白くなるし 日本より遥かにレベルが高い フランスのアマチュアレースでは
パワーメーターみながら走る選手なんて
まず いなかったって本場で2シーズン走った友達は言ってたしな

最近のグランツールはスカイをはじめとした科学によって支配されている
しかし 科学に支配されないのがクラシックレース!!伝統的なクラシックが伝家の宝刀で科学をぶち壊すのだ

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4月の初めは主に石畳クラシック
4月の終わりにはアップダウンのクラシック

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パワーメーター(科学)が立ち入ることのできない 本能と経験のぶつかり合いは最高のスペクタクルを生む

1日しかないぶん チャンスは少ない
それに賭けた 熱き男達がアタックし
少しでも勝率を上げようとする

それを阻む、過酷なコース
ガタガタの石畳、テクニカルなカーブ
そして 永遠に続くかのようなアップダウン

みんな パワーメーターの数字の話はしても レースの内容や魅力を語らないのは
不思議でならない

レースは本能で闘うもの

それをクラシックレースは教えてくれる

観てるだけで興奮がおさまらない

今年はロンバルディア(落ち葉クラシック)
で見納め さて誰が勝つか?

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今年のクラシックの主役はジルベールだった ぜひ彼に勝って欲しい!!