それでも彼はアイドルなんだ

自分がどっぷりと自転車にハマった高校2年のとき、好きで憧れて その走りをなんとかマネしようとした選手がいました

ダニーロ ディルーカ

イメージ 1

イメージ 2

イタリアの伊達男 脚質はパンチャー系クライマーで数々の勝利を手にした男

2007年のジロ デ イタリア優勝を筆頭に
ジロ・デ・イタリア ポイント賞 (2009)
ジロ・デ・イタリア 通算8勝
ブエルタ・ア・エスパーニャ 通算2勝
バスク一周 総合優勝(2005)
ジロ・ディ・ロンバルディア (2001)
アムステルゴールドレース (2005)
フレッシュ・ワロンヌ (2005)
リエージュ~バストーニュ~リエージュ (2007)
と素晴らしい成績ばかり

イメージ 3


そんな彼のあだ名は”killer”(殺し屋)🗡

イメージ 4

鋭い眼光 そして 他者の追従を許さない 強烈なアタック! 確実に相手を仕留める

彼の熱く、闘争心溢れる走りに僕は魅了されました かっこよすぎた

ただ そんな彼に常に付きまとったのは
“ドーピング”だった

実際に彼は何度も出場停止処分を受け
その度に復帰するも ドーピングの渦中にいた 彼はドーピングに毒されていました
後年 暴露本を出版 その中ではドーピングをしたことを後悔はしない 勝利の為に
やるべきことやった とまで書いてあったりも🤭

ジロの優勝や、総合2位 リエージュなどのクラシックの勝利も全てドーピングによるパフォーマンス向上の賜物でした

彼が2013年 イタリアのチーム ヴィーニ ファンティーニでジロに出場し、連日果敢にアタックを仕掛けては 盛り上げました

イメージ 5

あの殺し屋 ディルーカが帰ってきた!!
でも 大会中に彼はドーピング陽性反応がでて 即時失格に
ニーバリや彼に育てられた後輩達は一体
どんな気持ちだったのでしょうか‥

ディルーカは永久追放処分を受けました
もう2度と彼がレースを走ることはありません イタリアの英雄は堕落してしまったのです

ですが 彼の走り 2007年のシーズンはリエージュでの優勝やジロの優勝をたぐい寄せたのも 果敢で鋭いアタックでした
総合2位に甘んじた、2009年のジロも
優勝者 メンショフに食らいつき 闘争心溢れる走りをして 意地を見せました

僕にとって それでも彼はアイドルなんです いつまでもヒーローです
決して諦めない!情熱があり ガッツがある走りをしたダニーロ ディルーカはいつまでも記憶に残り続けています