本物の”悪”
昨日、観てきました!!
"joker ジョーカー"
最高でした!!ネタバレはありません。
アメリカンコミックのヒーローでお馴染みの
"バットマン"
そのバットマンの宿敵であるジョーカー。
まさに因縁の関係なんですが、本作はそのジョーカーが何故誕生したのか?それに絞った
作品です。
不気味で、狂気じみたピエロのような男。
そんな彼にも辛く、悲しい過去があり、その残酷すぎる運命に拍車を掛けるのが、自分がまともだと思っている
自称"正しい人間"達
そういう彼ら一般大衆がジョーカーを誕生させたんだと思わせてくれる、一種の教材のような映画でもありました。
自分をまともだと思っている人間こそ、実は狂っていて、ただそれに気がつかないだけ。
そして、虐げられてきた人間の何かの糸が
プツンと切れた瞬間に"悪魔"が覚醒する。
物語は終始、ダークな作風で進みます。
だからこそ、人を惹きつけます。
そこに楽しさはありませんでした。
あるのは人の悲しみ、そしてその悲しみが
生み出す、新たな"狂気"
誰でも内に抱えている闇が放出する瞬間が
丁寧に描かれています。
バットマンの宿敵の誕生の瞬間を皆さんも
目に焼き付けては如何でしょうか?
誰もがこの映画に引き込まれると思います。
ある意味で、何も感じなかった人こそ
人の苦しみに疎い、"狂った人間"なのかもしれません。
実に愉快だ‥