ツールド熊野

ツールド熊野に出場が決まったのは
大会2日前   突然のことでかなりあたふたしたが 多くの人に助けていただいて
出場にこぎつけた

プロローグは700メートルの個人タイムトライアル  大雨の中で行われたこともあり
コーナーはかなり滑りやすい

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直線はもがいて コーナーはゆっくり
それでもスピードを落としきれず 後輪が滑る   結果は67位

第1ステージはアップダウンがあるも
平坦なコース

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レース スタート直後に落車に巻き込まれストップ   全力でもがいて 集団に復帰
そのままコース奥の折り返し地点に

折り返した直後の最初のトンネルで
集団が横に膨れ  外人選手に吹っ飛ばされ
トンネルの対向車線に 正面からは車が!

トンネル中央にはバリケードが設置されているので集団にはなかなか戻れず

トンネルを出た頃には集団がずっと先に行ってしまった   他チームのサポートカーの後ろに少しついては前に上がりを
繰り返す  

弱い自分にはそれしかできなかった
一気にあがることができなかった(~_~;)

集団の最後尾が見えた そのとき サポートカーが全て 止まるほどの落車が

終わった  集団はまた遥か先

でも あきらめたくない一心で追いかけた
遅れてきた外人選手の強力もあり
徐々に集団との差が詰まっていく

メイン集団はスピードが落ちていた
追いつける

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しかし 残り3週でレースを降ろされる
リタイア


人生初のUCIレースは自分の弱さを露呈して終わりました

僅か一日レースを走っただけ
恥ずかしさがこみあげてくる

もちろん ホテルに行ってからは
選手ではない スタッフだ

カニックの洗車を手伝い
選手の洗濯物を集める

全て自分が悪い  会話もない
一日でリタイアした弱い選手にかける声など存在しない

それは極めて当たり前こと 敗者に出る幕ないのだ
僕も心の中で すみません 何もできなくて むしろ何も言われないほうが惨めにならずに済んだ
次は全日本選手権   レースは続く