世代交代

ジロ デ イタリア(イタリア一周レース)が無事閉幕しました。

 

例年に比べて、コロナウィルスの影響で開幕が5か月も遅れての、前代未聞のジロ。

 

本来ならシーズンオフの中、厳しい天候に耐え、勝利を手にしたのは

"テイオ・ゲイガンハート"(25歳、イネオス・グレナディアス所属)

 

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最終日まで総合トップのジャージ、"マリア ローザ"を着ることは一度もなく最終ステージで

ライバルに対して差をつけて勝利した🏆

 

イギリスが生んだ若い世代の選手がまたビックタイトルを獲得。それも今回がジロ初出場だから驚きだ‼️

 

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このジロでチーム イネオスの活躍はあまりにも凄まじく、輝かしいものであった。

 

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現タイムトライアル世界チャンピオン、23歳の"フィリッポ ガンナ"の勝利もその一つ。ガンナは重量級の体格にも関わらず、山岳ステージでも勝利を手にしている。

 

今回の大会で目立ったのは若い世代の台頭。

つまり"世代交代"を印象付ける大会になった。

まさにツールドフランスの再現だ。

 

本来、ロードレースは経験がモノをいう、ベテラン選手が力を発揮できるスポーツだが、どうやら近年ではフィジカルは勿論のこと、メンタル面でもベテランを凌駕する新世代の選手が続々と現れている。

 

もちろんベテランの存在は必要不可欠だが、

近年にある傾向として、ベテラン選手をリスペクトするのは当然だが、ベテランが若手をリスペクトする傾向にもある。

 

これはとても素晴らしい習慣だと僕は思う。

年齢に関係なく、1人の選手としてしっかりサポートをし、リスペクトする。

それによってチームに一体感が生まれ、勝利を目指すことができる。

 

申し訳ないが、この日本では考えられない文化だ。

 

改めて、"海外のスポーツ"なのだと今回のジロを観戦させてもらい痛感した。

 

年齢に関係なくリスペクトをする。

 

この国にはそれは望めないし、望む必要もない。無理なことは望まないに越したことはない。

 

とにかく、ツールドフランスに続き素晴らしいレースだった!

 

最後に

 

ニコ、天国で見ていますか?

 

あなたが育てた素晴らしい選手がまた快挙を成し遂げました。本当にあなたのおかげです。

 

選手も我々ファンもずっとずっとあなたを愛してます。

 

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