宮城クリテリウム、そして残念な出来事‥
1日、日曜日に無事に宮城クリテリウムに参加できました!
1週間前に両足の太腿に筋挫傷の怪我を負ってしまい、当初は松葉杖か?😓とまでになってしまい、出場を諦めましたが、同級生の悠二の
接骨院での治療もありスタートできました!
まずは悠二に、そして、大会を開催してくださった宮城車連の方々に改めて感謝させて頂きます☺️
だからこそ、怪我を理由に消極的な走りはせずに、まるでフランスのアマチュアレースのような激しいインターバル合戦のようなレースをしてやろう!と決めて会場入りしました。
(ちなみにみんなにはリタイヤすると言っていましたが、あれは嘘です 笑)
スタート直後からのアタック合戦に参加し、
六周回の全周回でアタックwww
これには意味があって、数人ほど自分の動きに同調してくれれば逃げれる可能性があると踏んだわけです。これは東海地方のキナン主催のクリテリウムレース "AACA"でよくある動きで
、よく鍛えられました 笑
宮城県はあまりレースが多くないぶん、逃げ切れるうまみを知らない方が多い。逃げなんて意味のない、しかし、AACAで学ばせてもらった自分はそのうまみを知っています。だから、アタックしました。
決定的な動きには中々ならず、一時は単独で飛び出すも、それも後方の選手から無駄な動きと思われがちですが、その無駄な動きを相手に教え込ませることで、"あいつはどうせ垂れる"という先入観を植え付けさせ、最終局面で全力でアタックする作戦でした。
最終回、ゴール手前の1キロから単独でアタック。誰もが最終局面では先頭を引きたくないので、お見合い状態に。しかし、僕もパワーもスピードもコンディションも最悪だったので、最後は抜かれ、ゴールスプリントには参加せず
20位でフィニッシュ。
1週間前の怪我からここまで復帰できた自分をまずは褒めたいと思いましたwww
もちろん勝てない以上は弱いに変わりはないです。現役時代も弱く、そこから更に弱体化しています 笑
最終回でのアタックも後悔はないです。
自分はスプリント力が乏しいので、逃げるという選択肢以外に無いのです。
このレースでかつてのチームメイトで
昨年にプロチーム キナンサイクリングで引退された雨乞 竜己選手がゲストとして走ってくれました!久しぶりの再会が本当に嬉しかった!
雨乞さんは宇都宮クリテリウム2位、ジャパンカップクリテリウム4位とトップクラスのレースでスプリンターとして存在感を見せてきた、
プロ選手です。
そんな雨乞さんの走りを間近で見れて、特に若手にはいいお手本になったかと思います!
とにかくスマートな走り。そして、速いwww
引退しても天性の器用さは全く衰えていませんでした。
しかし、スタート前に雨乞さんの紹介があった際に、あるレーサーが"プロだったら全部前で引いてください!笑"と発言され方がいました。
正直、このプロをリスペクトしない発言に僕は非常に腹がたちました!
僕は日本全国に住み、あらゆる地方のレースに参加しましたが、まず東海地方で元キナンの選手にこんな台詞を言う方はいません。プロの偉大さを理解しているからです。宇都宮を含めた関東圏もです。
僕はトップ選手にはなれなかった人間ですが、
だからこそ偉大なプロ選手の大変さ、日々の努力をリスペクトしています。
それだけ、まだまだレース文化が根付いていないんだと大変悲しくなりました。
その道を極めている方にリスペクトの気持ちを
お持ちください。残念ながら、今回のレースで大人からそれを感じることができませんでした。
皆さん、レーサーである前に1人の大人なのですから。